診療放射線技師になるには

診療放射線技の資格が必要

診療放射線技として働くには、国家資格である診療放射線技の資格を取得しないとならず、この資格試験に合格すると、資格を得られ仕事が出来るようになります。
国家試験を受けるためには、まずは放射線技師の養成課程のある大学や短大で3年以上学び、修了する必要があります。

全国にはこのような養成課程のある学校がありますので、まずは入学するところから開始します。
しかし養成校によっては、定員数がありますので、入学前には確認しておくべきです。

養成課程のある学校では、医学分野の基礎科目と、理工学分野の基礎科目をまずは学びます。
その他にも大学なら自然科学や外国語などを学びます。
また放射線技師になるために、診療画像技術学や放射線治療技術学など、実際の現場で必要とされる知識も学んでいきます。

実際に学んでいくと、学科よりも実習を重点的に行ない、技術を磨くことも多いです。
さらには病院や施設などで、実地訓練を行なうこともあります。
そして実習はおよそ3ヶ月ほど行なわれ、現場で働く人や患者さんと一緒に業務を行ない、実業務を理解していきます。

レントゲン撮影などの業務

診療放射線技師の資格を得たなら、就職先は病院になります。
放射線検査のレントゲン撮影やX線撮影、MRIなどを行なうのが仕事であり、この職業は若干女性が多めに活躍しています。
就職先となると、やはり中規模から大規模の、それなりの設備を整えた病院となります。

仕事は、医師の指示の元で、放射線を用いて検査や治療を行ないます。
有名なところではレントゲン撮影があり、がん治療に用いられる放射線療法も仕事の1つです。
放射線は正しく使用しないと、人体の細胞を壊し死に至らせる危険がありますので、放射線関係の診療や治療は、放射線技師に認められています。
またその他にも医師や歯科医師も放射線を扱うことが出来ます。

仕事はレントゲン室でレントゲン撮影を行なうのみならず、骨折の検査などに用いるX線撮影、さらに経験を積んでいくとマンモグラフィも行い、造影X線検査、CT検査、MRI検査、超音波検査と、扱う内容は幅広くなっていきます。
また微量の放射性物質を用いたラジオアイソトープ検査というのも行います。

そして何より重要になっているのが、放射線療法です。
がん治療に用いられる治療であり、放射線をガン細胞に照射して治療を行ないます。
この放射線療法を行えるのは、医師を除くと診療放射線技師のみとなります。
これは放射線を体のどこに照射するか医師が決めた後に、実際に放射線技師が照射を開始し、照射レベルの調節を行ないます。
ただ副作用も多い治療方法なので、患者の体への負担が最小になるように注意しながら、照射を行ないます。