細胞検査士

専門として細胞病理検査を行っている

細胞検査士とはどのようなものなのでしょうか?
病理検査室で専門に細胞病理検査を行っている臨床検査技師を細胞検査士と言います。

検査技能を認定する資格で、細胞が悪性か良性かを見極めたり、少数の悪性の細胞を良性の細胞の中から探し出したりしています。
細胞検査士になるためには、臨床検査技師の国家資格をまず取ることが必要です。

細胞検査士の仕事内容

悪性のがんなどの細胞を発見する場合に、非常に大切な一つの検査法が細胞診です。
この細胞診のスクリーニングの仕事を、細胞検査士が指導医の監督指導によって行っています。
具体的には、さまざまな方法で人体から採られた細胞を標本にして、それを染色して顕微鏡で観察します。

細胞診を行う細胞検査士には、高い能力と緻密な正確さが求められるため、日本臨床細胞学会と日本臨床検査医学会がスペシャリストとしてのスキルを資格である細胞検査士として認定しています。
主な仕事の場所としては病院や検査センター、診療所などで、患者の病気を医師が診断する場合に大切な役目を果たしています。

細胞検査士の年収の平均は、400万円くらいと言われています。
また、資格手当が職場によっては付く場合もあり、資格を取った人は優遇されるようです。
就職する場合に、特に細胞検査士が有利になるのは特記すべきでしょう。

また、細胞検査士の資格を取っている人は、女性が約6割であり、結婚や育児、出産など、ライフスタイルが変わったことによって仕事を辞めてからも、復職を細胞検査士の資格を活用して行っている多くの女性がいます。
そのため、女性にとって細胞検査士は比較的優しい職業と言えるでしょう。

現在、がん検診に対する高い需要があることもあって、まだまだ細胞検査士はニーズが高い資格です。
また、最先端のがん医療の現場で仕事をしたいというような人にとっても、資格の有効なものと言えるでしょう。

細胞検査士になるためには、養成課程を修了するか、実務経験を積むことが必要です。
臨床検査技師の上級職に細胞検査士はあたります。

受験資格としては、衛生検査技師あるいは臨床検査技師の資格を取った後に、細胞診検査の実務を1年以上積んだ人、所定の単位を細胞検査士の養成コースがある大学で修得した人、専門学校・医療短大・大学を卒業して衛生検査技師あるいは臨床検査技師の資格を取った後に所定の教育課程を細胞検査技師養成所に入って履修した人となっています。
試験としては、細胞診のための基礎知識、標本を作成する技術および標本の優劣の判定などについての技術の問題があり、1次試験の場合にはスライドと筆記、2次試験の場合には実技があります。

音楽療法士

音楽を意図的に使用する

音楽療法士というのは、専門に音楽療法を取り扱っている人を言うそうです。
では、音楽療法士というのは、どのような資格で、どのような仕事を行っているのでしょうか?

音楽療法というのは、音楽が持っている心理的、生理的、社会的な働きを利用して、心身の機能の維持改善、障害の回復、生活のレベルの向上などのために、音楽を計画的、意図的に使うことであると言われています。
そして音楽療法士の仕事は、メインに福祉や医療のシーンが多く、精神障害者、認知症の高齢者、脳障害後遺症を交通事故などによって持っている患者、小児まひや脳性まひ、自閉症児者に対して現在行っています。

音楽療法士の仕事内容としては、音楽的プログラムを対象者の状況に応じて組んで、音楽を歌ったり、聞かせたり、体を音楽に合わせて動かしたり、楽器を場合によっては演奏したり、その補助をしたりすることです。
例えば、歌う場合は、肺活量を多くするためや、言葉の新しいものを覚えるためや、記憶力に作用するためプログラムです。

また、楽器の演奏の場合は、手と目の動きや指や手の活動を連動するためのプログラムです。
音楽療法士が、意図的、計画的に採用した音楽的なテンポやハーモニー、リズム、音などの要素を活用して、治療の本来の目的を叶えるためのリハビリのサポートと言えるでしょう。

音楽療法士の資格

音楽療法士というのは、民間の認定資格で、国家資格ではありません。
いくつかの団体が、現在資格を認定しており、主なものとしては音楽療法士1種・2種という全国音楽療法士養成協議会によるものと、認定音楽療法士という日本音楽療法学会によるものがあります。
地方の場合には、認定音楽療法士の県の制度を設定しているところもあります。

音楽療法士1種・2種の場合は、音楽療法士養成講座の認定されたものを持っている短大、大学において、科目の指定されたものを学習し、短大・大学を卒業した人がもらえる認定です。
1種の認定条件は大学卒業、2種の認定条件は短大卒業になっています。
認定条件として、短大卒業・大学卒業というものがあるので、通信教育では認定されません。

一方、認定音楽療法士の場合は、資格が書類審査のオリジナルの認定基準によるものと面接試験に受かった人に与えられます。
また、資格を取った後も、更新の審査が5年ごとにあります。
この更新の審査の場合も、厳しい基準であるため、通信教育では難しいでしょう。

通信教育を、独自に音楽療法士を認めている団体によっては行っているところもあります。
資料をまずは請求して、内容をきちんと確認してから受けるようにしましょう。

音楽療法は、あまり日本においては普及していません。
そのため、常勤の音楽療法士というスタイルでの仕事は相当困難でしょう。

視能訓練士

視能検査や弱視や斜視の訓練治療

視能訓練士とはどのようなものなのでしょうか?
医療技術者で視能訓練士法という制定が昭和46年に行われた法律に基づく国家資格を取得した人を視能訓練士と呼びます。
ほとんどの視能訓練士は、視能検査を医師の指導のもとに眼科で行うと同時に、弱視や斜視の訓練治療の仕事も行っています。

視能検査とは

では、視能検査とはどのようなものなのでしょうか?
視能検査というのは、視力、屈折、視野、調節、光覚、色覚、眼圧、眼球運動などの検査以外に、超音波、写真の撮影検査、電気生理学などがあります。
このような検査によって得られた正しい検査結果が、診断治療の適切なものにつながるため、専門職で眼科診療チームの一員として認められています。

視能訓練士になるには

では、視能訓練士になるにはどうすればいいのでしょうか?
視能訓練士になるためには、所定の教育課程を高卒の場合は3年以上、看護学校卒と短大・大学卒の場合は1年以上学習した後、国家試験に受かる必要があります。

視能訓練士法が昭和46年に制定され、国家試験の第一回が実施されてから、2013年3月現在、1万人余りの資格取得者があります。
創生期には、専門分野の弱視、斜視の視能訓練だけを仕事にしていましたが、現在では一般の眼科の分野において視能検査の仕事の分野は拡がり、ますます仕事の場は拡大しようとしています。

視能訓練士の仕事内容

では、視能訓練士はどのような仕事内容なのでしょうか?
目の健康管理は、人の一生に関係することです。
視能訓練士は、専門の眼科の領域での技術者として、乳幼児から年配の人まで幅広い世代において、目の健康を守るという大事な仕事をしています。

遠視、乱視、近視というような屈折異常についての検査、緑内障、白内障などの眼疾患についての検査、コンタクトレンズや眼鏡の処方についての検査等を実施します。
具体的な検査としては、主として、視力検査、眼圧検査、屈折検査、視野検査、前眼・眼底部の写真撮影と分析、電気生理検査、角膜形状検査、超音波検査などを担当しています。
視能訓練士は、異常が両眼視機能にある弱視、斜視の患者に機能回復のための訓練と必要な検査をします。

眼疾患を予防するためには、早く見つけて、早く治療をすることが大事です。
また、眼科検診から生活習慣病が見つかる場合もあります。

検診業務にも視能訓練士は参加しています。
例えば、3歳児健康診査、生活習慣病検診、就学時健康診査などがあります。

生活習慣病の蔓延、高齢化社会などに伴って、十分に視機能が回復しない人が多くなっています。
このような人に対して、ロービジョンケアを早期に始めて、補助具の必要なものを選んで、使用方法をアドバイスします。

歯科技工士

口の中で使用される人工物全般

歯科技工士の仕事は、差し歯や入れ歯、マウスピース、歯の矯正装置などを歯科医師の指示によって作ることです。
最もイメージしやすい歯科技工士の仕事は、歯医者に行った際、虫歯に入れる詰め物を削った後に作ることでしょう。

歯科衛生士や歯科医師が、入れ歯をするところの歯型を取ったり、虫歯を削ったりしますが、歯科技工士に取った歯型が渡されます。
そして歯科技工士は、患者の歯の状態によって入れ歯や義歯というような歯科技工物を作ります。
作る歯科技工物はいろいろですが、例えば、クラウンと言われるかぶせものや入れ歯、歯列矯正などの場合に使われる矯正装置などがあり、口の中で使用される全般の人工物を扱っています。

経験が誰でもあるでしょうが、少しでも歯が痛くなったりしみたりすると、人間の口の中は敏感に感じます。
人工物をこのような神経の走る繊細な口内で装着するため、最大限の精密な集中力と技術が歯科技工物には要求されます。
わずかの加工の違いによって、患者の快適さが非常に違ってくるため、神経を非常に使います。

歯科技工の仕事は、歯科技工士と歯科医師だけができるようになっています。
歯科医師も、歯科技工の教育を大学において受けますが、技術の専門的なものが求められる仕事であるため、歯科技工士に歯科技工については頼みます。

一方、歯科技工士の場合は、歯科衛生士や歯科医師と違って、患者の口の中を触ることはできません。
矯正装置や入れ歯などを作るのは歯科技工士、作った物を装着するのは歯科医師というような分担になっています。

患者と触れ合うことは、歯科衛生士や歯科医師とは違って、ほとんどありません。
人の一部の身体になるものを作るので、職人的な正確さや緻密さが求められる仕事です。

歯医者に行けば、コミュニケーションを歯科衛生士や歯科医師と取って治療を行ってもらいますが、ほとんど歯科技工士と触れ合うことはありません。
歯科技工士は、基本的に患者の口の中を触ることができないので、歯科技工士と歯科医院とは、仕事をとそれぞれの役目が違うところで行っていると言えるでしょう。

歯科技工士が仕事をするところ

歯科技工所で、約7割の歯科技工士が仕事をしています。
注文を病院や歯科医院から受け、指示書をベースにして作って納品をします。
大小いろいろな規模があり、歯科技工所を独立して開業する人も多くいます。

次に、歯科医院が多い職場です。
作業を歯科衛生士や歯科医師と協力して進めるため、協調性が要求されます。

患者と接する機会も多いため、やりがいがある仕事です。
病院の中にある歯科技工室での仕事は、いい待遇であるため高い人気になっていますが、採用数はあまりありません。
そして、病院であるため、先端的な技術が歯科医院よりも要求されます。

保健師

保健指導や日常の生活支援、相談業務などを行う

保健師の仕事内容はどのようなものなのでしょうか?
病気の予防や健康管理・健康増進のために、保健指導や日常の生活支援、相談業務などが保健師の仕事です。

具体的な仕事としては、疾病の健康診断による早期発見だけでなく、適切な生活や食事の指導によって病気を防止します。
民間の会社で仕事をする産業保健師以外に、保健所、学校などの行政機関で仕事をする地域の保健師が中にはいます。

健康について相談に乗ったり、地域住民の家庭を訪れたり、高齢者から子どもまでいろいろな年齢層の人と話をする機会が多いため、人と話をするのが好きな人に適しています。
また、不安が健康に対してある場合は他の人に非常に頼りたい気持ちがあるため、他の人の話を聞くことができるような人がいいでしょう。

仕事をするところは、病院・クリニック・検診センター・民間会社・大学・保健所などです。
乳幼児健診、母子指導、予防接種、健康指導、健康診断を通して、人の健康に携わるので、やりがいがあり、人に役立っていると体感することができる仕事です。

保健師に必要なスキル

では、保健師にはどのようなスキルが必要なのでしょうか?
保健師になるためには、国家試験に受かる必要があります。

国家試験を受験する資格を獲得するためには、看護師の国家試験にまず受かることが必要です。
その後、一定のカリキュラムを保健師養成校や大学で修了し、受験できる資格を獲得してから国家試験にチャレンジします。
同時に看護師と保健師の勉強を行って、受験する資格をそれぞれ同時に獲得することもできます。

また、公務員の採用試験に受かると、地域の保健師になることができます。
保健師の仕事は人の健康や命に関係するので、使命感や責任感がある人に適しています。

また、専門知識と状況を見極める力、応用力が必要です。
そして、不安を健康に対して感じ、病気を心配している人に対して、包容力を持って温かく接したり、じっくり相手の話を聞いたりすることができるコミュニケーションスキルが要求されます。

保健師になると、病気の予防や健康増進、健康管理などに関係する技術や知識がマスターできます。
また、看護師の資格も保健師になるには必要であるため、専門の医療についての知識もマスターできるでしょう。

保健師は、健康に不安を感じている人の相談に乗って、話を聞く場合が多くあります。
一人ひとりが持っている問題や不安は違うため、状況や年齢によって予防プランを立案したり、どのようなシーンにも対応したりすることができるような臨機応変さや知識がマスターできます。
保健師は、医療施設と普段から連携することが多いため、医療についての情報もよく知っています。

医療秘書

医療秘書の業務内容

医療秘書という業務は、一般的なイメージで言うと窓口において応対をしたり会計についてスムーズに行うという受付関連の業務が思い浮かんでしまうものですが、医療秘書の業務は決して表には見えない仕事が色々とあるのです。

例えばレセプト業務では診療報酬請求を市町村だったり健康保険組合などへ請求する大切な業務を請け負っています。

レセプト業務では保険点数を計算していく業務もあるので、請求書類は決して間違えてはならない正確さを求められています。

受付では患者が最も不安を感じるため、請求額における金額の説明などを行うことがあります。
他にも患者の情報を入力したり診察券の発行、保険証の確認などを行っていきます。
また入退院をしていた患者の手続きに対しても行うので、こちらも正確さを求められることになります。

不安を和らげていきながら事務やオペレーター業務も行っていきます。
患者のカルテから必要最低限の情報だったり、その時々の診療に関する内容などをパソコンへ入力する業務が発生します。

このカルテが医師にとっては今後の治療の道標となってきますので、最低限の情報は必ず入れておかないといけません。

労働環境はどのようになっているか

秘書業務は大学病院のような大きな病院になっていくほど必要不可欠な存在となってきます。

事務関連だけでなく病院の院長や医局長、さらには看護部長といった重役に対する秘書業務も発生していきますので、スケジュール管理も必要になってきます。

他にも物品や書類の管理、さらには診察内容などの文書作成といった業務が発生しますので、一般企業で働く秘書と同様のビジネスに関するスキルやパソコンのスキルが必要となってきます。

環境も所属先で大きく変わってきており、受付業務などでは窓口業務などを行いつつ、診察時間外でも日報や月報の作成や管理を行うことになります。

そして電子カルテなどの入力を行いつつ、保険会社の対応なども行っていくため多忙になることがあります。
看護病棟で仕事をする時にはカルテの管理や看護師のサポートを行っていきます。

入院施設が入っている病院で配属されることが多く、検査データや入院の記録もつぶさに入れていくことになりますので、需要は非常に高まっています。

医療秘書に必要な資格について

医療秘書では、人気のある資格として「医療秘書技能検定」というものがあります。

この試験では基本的な知識だけでなく、医療秘書を目指していく人に対して1つの目標とされており、採用する医療機関にとっては習得レベルの基準としていくことができます。

検定の実施では各機関が積極的に参加や協力をしています。
医療事務のスペシャリストと呼ばれている存在になるための登竜門とされていますので、医療秘書業務を行いたい人は必須の資格となっています。

医療事務

医療事務の仕事内容について

病院に入った時に受付に保険証などを提示することになりますが、病院または診療所において受付や会計を行ったり、患者のカルテ管理や入力を行っていく業務、さらにはレセプト業務やクラーク業務について専門的に行っていくのが医療事務という仕事になります。

医療事務は医師や看護師、そして患者の間に立つことによって生じる、様々な事務に関する作業をこなしていくことになります。

いわば病院経営のバックアップを担当することになります。
例えば病院の受付では、患者が来訪した時に最初に接する病院のスタッフとなります。
受付の対応いかんによって病院に対して患者が感じる印象が大きく変わってしまいます。

医療事務とはいえ、受付は病院の顔といえるでしょう。
そしてレセプト業務においては、保険組合に請求する医療費の7割の内容が記載されているレセプトを作成していって、請求を行っていくことになります。

会計業務もそうですが、医療や薬に関する知識が重要となってきます。
この専門的な知識を活かすために結婚や出産といったブランクのある看護師などを経験した女性も再就職しやすい業務といえます。

雇用の形態も正社員や派遣スタッフ、パートなどがありますので、ライフスタイルに合わせて選択をしていくことができます。
年齢制限も特にありませんので、医療事務を選択するという方も多いです。

医療事務に必要なスキル

特別な資格や免許が医療事務には必要がありません。
医療関連の資格は多数ありますが、これらの資格を取得しておくと医療事務の就職率は高いとされています。

最も人気の高い医療事務につなげていくことができる資格は、診療報酬請求事務能力認定試験だったり診療情報管理技能認定試験、さらには医療秘書技能検定や医事コンピュータ技能検定士などがあります。

必要なスキルや試験が多くありますが、最も重要となってくるのは病気や怪我をした人に対するコミュニケーション能力です。

的確に業務をこなしていきながら、笑顔で患者に接することが重要となってきます。
そして業務においてはパソコンに関するスキルや事務処理のスキルが必要となってきますので、しっかりと習得しておきましょう。

医療事務を通して身に付くこと

患者の数が多くなる大きな病院では、受付からスピーディかつ正確な対応が求められることになります。
一方で多数の仕事を任されることになる規模が小さめの病院においては、受付から会計まで実に幅広い医療に関する知識を身に付けていくことになります。

医師や看護師、そして患者の間に立ちながら周辺のスタッフと連携をしながら業務を進めていかなければならないことも多くなりますので、キャリアアップを目指していくことができるでしょう。
小さい病院などから大病院へ転職することも可能となってきます。

歯科衛生士になるには

歯科衛生士は歯科助手とはどう違うのか

歯科医院において治療のサポートを行っていく歯科衛生士は歯科助手と同じような括りになっていることがあります。

しかし歯科医院でのポジションは大きく異なっており、歯科衛生士ならではの仕事も存在しているので、混同してはいけません。

歯科衛生士というのは歯石やプラークの除去や歯磨きなどの指導を行っていくことによって、健全な歯の状態をキープさせようとしていきます。

治療においても歯科医師のサポートを行っていくとともに、専門的な分野を担当していくことによって治療をスムーズに進めていくことになります。

歯や歯肉の状態を確認していくことも行っていき、医師へ的確な情報を提供していくこともあります。
その一方で歯科助手と呼ばれる歯科医院のアシスタントは、受付や診療に関する雑務を主に担当していく仕事となってきます。

待遇は歯科衛生士よりも悪くなっていたり、スキルも高くはないというのが特徴的です。
感染症に関して知識のない人も多く、機材の片付けなどで病気を患うこともあります。
このように比較をしていくと、歯科衛生士というのは専門的な分野を取り扱う仕事といえるでしょう。

歯科衛生士の主な就職先

歯科衛生士の勤務先となるのは歯科医院だけではありません。

大学の歯学部や専門的な分野を取り扱っている予防歯科や小児歯科、口腔外科といった歯科病院、さらには小さな子供が多数いる保健所などが該当します。

大半は全国各地にある一般の歯科医院へ就職することが多いですが、専門的な分野を習得したい方も増えてきています。
近年歯科衛生士のスキルは求められており、介護事業で大きな力を発揮します。

例えば歯の健康をまもるために、寝たきりになっているお年寄りを訪問して口腔清掃を行ったりブラッシングの指導を行いますので、指導するスキルも求められることになります。

どうやったら歯科衛生士になれるか

国家資格が歯科衛生士には求められるのですが、平成20年の3月実施分よりの歯科衛生士における国家試験から、様々な出題基準が改定されることになりました。

問題では写真または図版を見ていきながら、問題に答える状況設定の問題といった仕事に近い問題が多数出題されることとなったのです。
もちろん知識を問う臨床に即している問題も多くなっており、状況判断も見ることができる試験になっています。

この試験を受けるためには、高校を卒業した後に歯科衛生士となるための養成学校に入学して様々な技術などを学ばないといけません。

大半の養成学校は3年制へと変更されており、今後は4年制へ移行されることになっています。
国家試験に合格することによって、歯科衛生士の名簿に登録されることになり免許証も交付されます。
これで歯科衛生士になることができます。

MR

医師のパートナーとなるMR

医薬品などの的確な使用方法や情報提供を行っていくのがメインとなるMRは、医薬品メーカーで働いている人にとっては自社の医薬品を普及させていくことにもなります。

MRは日本語では医薬情報担当者と呼ばれており、その仕事は医師が医薬品を安全で患者に効果的な方法で使ってもらえるように提供していくことにあります。

積極的に自社の医薬品を使ってもらうことによって、売上を伸ばしていくだけでなく患者の治療を促進させていくことになります。

営利を追求することは難しいところではありますが、厚生労働省によってMRの仕事内容は定められていますので、違法行為を行ってまで営業活動をするわけには行きません。

仕事をする際には忙しい医師と面談するだけでも一苦労です。
そのためにもMRは様々な工夫を凝らしています。

例えば営業活動の最初の一歩として、医師と継続的にアポイントを取ろうと努力しています。
ただ地方の中核になる病院などでは患者の多くなっていることがあり、検査でどうしても時間が取れないという状況になっています。

そこでMRは継続的にアポイントを取ろうとしていくことで印象つけていき、行動パターンを把握して面会をしていくことになります。
次に自社の医薬品に対して興味を持たせていきます。

他社が製造している医薬品を利用している時には、自社の同じような性質を持っている医薬品に対しても興味を持たせないといけませんが、決して容易なものではありません。
様々な医師に対して工夫を凝らしていくことによって売上を上げていくことになります。

MR特有の認定資格を知る

MRとして仕事をしていく際には、医師の薬物治療に関するパートナーとして常に適切である情報の提供を行っていくことが必要になってきます。

そこで自社だけでなく他社の医薬品に関しても専門的な知識が必要となってきます。

資格においても改訂が進んでおり1997年には厚生労働省認可のもとで認定試験を開催しています。
その後基礎教育を300時間、そして実務教育を150時間受けていき、実務をMRとして6ヶ月行っていってようやくMR認定証を受け取ることができます。

合格率も高めなので、しっかりと勉強をしていかなければなりません。

キャリアアップを狙うためには

自社で請け負っている医薬品や提供する医療機関によってキャリアアップが大きく変わってきます。
MRというのは、特定の分野における疾患で提供する医薬品のみ担当しているMRや多くの分野の医薬品を扱うMRがあります。

特定分野では専門知識を、多くの分野では幅広い知識をつけていくことになりますので、転職時には薬剤師などでも活躍することができます。
さらに営業分野でも実力をつけていくことになりますので、一般企業の営業としても活躍する場が出来ます。

臨床検査技師

臨床検査技師の仕事内容

主に臨床検査技師は病院での仕事が多く、規模や配属される部門によって大きな違いがあります。

しかし臨床検査技師の仕事で共通しているのが、血液や尿さらには痰などを検査していくことが一般的な仕事となっていますが、これが検体検査と呼んでいます。

他にも超音波や心電図、脳波測定そして眼底検査などといった生理機能に関する検査を病院内での検査室において行っていくのが一般とされています。

検査をしていく中で特別な病気にかかっていると疑わってしまう時には、臨床検査技師が検査センターへさらなる検査を発注することもあります。

他の作業も大きく関わってきますので、効率的に臨床検査技師の仕事に対応できる人を求められています。
健診センターやクリニックでの仕事も行っていますが、小規模になるほど臨床検査技師の作業量は多くなることがあります。

採血などだけではなく、エコー写真の撮影や聴力検査、脳波状態のチェックなどの業務を請け負うことがあります。

臨床検査技師は予防治療も行うことがありますので、常駐するケースもあります。
臨床検査センターでの仕事もあり、設備のない小さい病院などから受注することによって臨床検査技師が検査の代行を行います。

このように臨床検査技師は、病院における検査で対応できない部分を請け負っているような仕事となってきます。

臨床検査技師に必要なスキル

臨床検査技師になるには学校で専門的な知識をつけていかなければなりません。

そして学校を卒業して、ある程度の知識を身に付けていきながら国家試験を受験して合格する必要があります。
臨床検査技師は主な仕事として検査や分析などの仕事をしないといけません。

また生物や化学といった分野で強い人にならないといけません。
必要なスキルとしては他にも自己管理や体調管理も重要になってきます。
患者とコミュニケーションをとることもあるため、必要不可欠なスキルといえるでしょう。

臨床検査技師としてキャリアアップ

仕事は多岐にわたるため、作業内容が多いほどキャリアアップにつなげるスキルを身につけることができます。
主には人体構造やその機能、そして医学検査における基礎や疾病との関係を学んでいくことができます。

他にも臨床病態学や生理機能の検査学などに関する知識をつけていくことができ、その技術もアップしていくことができます。
臨床検査技師の仕事は人の生命を医師と同じくらい左右していく重要な仕事を担っています。

そのため日々の業務をクリアしていくことによって責任感や正確な業務の遂行を行っていく能力を身に付けることができます。

全国各地の病院から検査施設が無いために臨床検査技師へのニーズが高まっていますので、様々な業務をこなしていくことでキャリアアップにつなげていくことができます。