今後の課題

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これからの医療

これからの日本は高齢化が進み、医療を受ける必要とする老人の層も増えて行くと予想されます。
今までの様な総合病院に行けば、様々な病気に対応してもらえるという患者の思い込みは通用しなくなってきています。

病院側でも待っていれば患者が来ると言う時代は終わったと考えられます。
現在は同じ総合病院でも専門の施設があるとか、権威の専門医が常勤しているとか、患者が調べたり紹介してもらうしか、知りえない事項が多いです。

そこで、これからは病院側が積極的に情報を開示して、何が得意かをアピールして行く必要があると思います。
今では幸いにも、インターネットが普及していて、伝える方法は容易に手に入ります。

専門医の重要性

例え過疎化していて近くに病院が無い場合でも、治るのであれば多少費用がかかっても、患者は通います。
しかし、医者にも得意不得意があります。不得意な分野の症状があっても、苦手ゆえに痛みなどの根本にある原因を追究せずに、痛みを和らげる治療になってしまいます。

根本的な原因がわからないので、痛みを和らげる薬の効果がきれると、また痛みに襲われて、また通う悪循環に陥ります。
この根本的な原因を解消出来る知識がある専門医が重要だと思います。
今の状況だと医師免許があれば、どの分野でも治療が行えると思いますが、専門に知識をつけられる環境が必要だと思います。

現在だと小児科医が足りないとか報道されていますが、人気のある専門分野を定員制にして、難易度を高くして適正が無い者は脱落する様なシステムにし、脱落者は他の専門分野に挑戦出来る様にして行けば、自ずと分散されて行き、専門医は増えるし、不人気の分野の解消にもなると思います。

総合診療科の必要性

そして各分野に患者を振り分けられる総合診療科が必要だと思います。
まず総合病院の場合だと窓口的な総合診療で症状を聞いて、その後に各専門に振り分けて行く。
地方の診療所や小規模病院にも、振り分けれる能力のあるものを配置して、それに適した専門病院へ紹介して行く。

一度システムを構築してしまえば、効率的に話は進むと思います。

医者の報酬について

医者の報酬ですが、人気のある科は門扉をせばめて、能力がないとなれない科の報酬は上げる等の対応が必要だと思います。
人間はどの分野でも楽で稼げる方へ導かれるので、その対策も必要だと思います。

例えば総合診療科等は安定した時間に勤務できる可能性が高いと思うので、そこにはベテランで経験豊富だが自身の専門分野では、限界を感じている医者を配置する等、病院の最上階で大きな椅子に座っているだけの経営者的な医者なんて、いらないのですから、経験や適正を持った配置が出来るようにと考えて行かなければならないと思います。

過疎地に診療所を作って常勤の勤務医を確保するのではなく、連絡一つで総合診療できる医師を現地にすぐに派遣出来る体制の方が、今の日本には必要だと思います。

箱物から人へと、医療の面でもシフトして行く必要があります。
患者は安心して医療を受けられる環境と、医師にも安心して働ける様に、効率的なシステム作りが必要だと思います。