救急救命士の資格

創設された背景

救命救急士の資格が創設される前までは、救急隊員が救急車で怪我人や病人の搬送を行います。
しかし、救急救命処置を行うことができなかったため、救急車で搬送中に亡くなってしまうことがあったために新しく創設された資格となります。
一般の救急隊員と異なり、救急救命士は医師の指示に従いながら救急救命処置を行うことが許されているのです。

この救急救命処置を行うことができることで、救急車で搬送中に命を助かる確率が増加します。
また、救急医療の現場でもこの救急救命処置を行う事はその後の対応により命が助かる確率が増加することになります。
そのため現在では救急救命士の資格は、救急医療現場では必要不可欠な資格となり、多くの救急隊員が救急救命士として活躍することになります。
救急救命士の資格を取得するためには救急救命士の国家試験に合格する必要があります。

資格試験について

救命救急士の試験を受験する場合には、受験資格が必要となります。
救急救命士の受験資格については2つの方法があります。

1つ目は、高校を卒業している者で、文部科学大臣によって指定を受けている学校または厚生労働大臣指定の救急救命士養成所で決められた期間勉強した場合です。
2つ目は消防法で定められた救急業務にまつわる講習を受けてから、定められた期間以上、実際の救急業務に従事をしたうえで、指定施設で半年から1年勉強すると受験資格を得ることができます。

これらの受験資格の方法を利用して受験資格を取得してから救急救命士の国家試験を受験することになります。
救急救命士の、毎年年に1回3月上旬から中旬の日曜日に行われており試験会場は全国5カ所で開催されます。
救急救命士試験の合格率は80%を超えており合格しやすい国家試験に該当します。

また、救急救命士として働く場合には、救急救命士の資格を取得するだけでなく消防士採用試験に合格をしなければ消防車に勤務することができないので、消防士採用試験も受験する必要があります。

将来性と給与面

救急救命士の仕事は、救急車を利用した怪我人や病人を搬送するために必要不可欠な資格となっており、全国の救急隊員が救急救命士として働くために受験する資格となります。
そのため今後も救急救命士として救急現場で活躍することになり、救急救命士の規模は縮小ではなく取得する人が増えることで拡大していくことになります。

ただし、地方公務員試験にも合格しなければ救急救命士として働くことができないので、地方公務員試験がポイントとなります。
そのため人によっては最初に地方公務員試験に受験をして採用されてから救急救命士の試験を受験する人もいます。
給与面に関しては地方公務員として働くことになるので、地方公務員の収入を得ることができます。
そのため安定した職業の1つと言われており福利厚生の分野では大変充実している職業となります。