臨床工学技士の免許

資格の概要と仕事内容

臨床工学技士の資格は、最先端の医療技術に関係している資格となります。
現在の日本の医学の中でもいろんな医療分野で使われているのが高性能の医療機器となります。

この医療機器を必要に応じて操作や管理保守するのが臨床工学技士の仕事となります。
今までは、これらの医療機器に関しては医師又は歯科医師が操作等を行っていましたが、現在では医療技術の進歩により操作等に関しては医学的知識だけでなく、工学的な知識も必要とされています。

そこで医学的知識だけでなく工学的知識を持った専門技術者が医療分野での高性能な医療機器を操作等することができるように創設されたのが臨床工学技師の資格です。
新しい国家資格の1つとなります。

臨床工学技士として働くために

臨床工学技士として働く場合には臨床工学技士の国家資格を取得する必要があります。
こちらの資格を取得するためには受験資格が必要となっており、この受験資格の基準が満たされていない人は受験することができない試験となります。

臨床工学技士の受験資格では厚生労働大臣が指定する科目を勉強して大学を卒業すると受験資格を得ることができます。
これ以外にも文部科学大臣指定の学校や厚生労働大臣指定の臨床工学技士養成所に通い、3年以上勉強することで受験資格を得ることができます。
これらの受験資格を持っている人が受験をすることができるため、まずは受験資格を得るための養成所又は指定されている学校に入学をして卒業する必要があります。

この受験資格の中に、専門学校が含まれていますが、専門学校では臨床工学技士養成を目的とした1年制の専門学校があります。
こちらの専門学校では、看護師や臨床検査技師の養成課程を卒業している人が対象となっており、看護師と臨床工学技士または臨床検査技師と臨床工学技士の2つの資格を目指すことができます。

試験会場は全国で4カ所となっており、年1回の試験です。平均的な合格率は70%を超えている試験となるため合格しやすい資格の1つとなっています。
また、こちらの試験の出題に関しては過去に出題された問題が新しい試験で頻繁に出題されているため、勉強しやすい資格と言われています。

医療の分野では必ず必要となる人材

臨床検査技士の仕事については、今後も医療機器を扱うことが増えていく現在の医療分野では、必要不可欠な人材になります。
働く場所としても総合病院やクリニックだけでなく医療機器メーカーでも臨床工学技士の募集を行っているため就職先の選択肢が広い資格と言われています。

給与面でも今後こちらの資格の取得者は必要不可欠な人材として売り手市場となるため、高収入が期待できる資格の1つとなります。
また、国公立の病院の場合には、公務員試験を受験する必要がありますが採用された場合には、地方公務員として働くことになるため、安定した仕事場で働くことができます。