作業療法士の免許

業務について

作業療法士の主な業務は、医師の診察の補助として作業療法を行うのが主な業務となります。
その業務の中で行うのが、心身に障害を持っている方を対象として、医師の指示で手芸、園芸や工芸そして玩具操作や絵画などの作業技法と呼ばれるこれらの方法を使うことで病後や障害の機能回復を行います。

その結果日常生活の中での動作の維持や改善を図ることができるリハビリを行います。
また、生活をする場所で応用的な動作だけでなく精神的そして心理的にも安定を目的として行います。
そのためこれらの作業療法に関しては職業準備訓練となる目標を持っています。
作業療法士として働く場合には作業療法士の国家試験に合格しなければ働くことができないです。

資格の取得

作業療法士は国家資格の1つとなり、この作業療法士の国家試験に合格することで作業療法士の免許がもらえることになります。
作業療法士を受験する場合には受験資格が必要です。
作業療法士の受験資格に関しては、高校を卒業した後に2つの方法があります。

1つ目は4年制大学または短大で作業療法学科等を勉強して卒業することで国家試験の受験資格を得ることができます。
なお短大の場合には3年間勉強する必要があります。
2つ目は作業療法学科等がある専門学校に進学する方法です。
全日制の場合には3年から4年、定時制の場合は4年間勉強することになり、卒業すると受験資格を得ることができます。

これ以外に、外国で作業療法士と同じ仕事をするための免許を取得していて、厚生労働大臣が一定の知識や技能を持っていると認めた場合にも受験資格を得ることができます。
試験に関しては筆記試験で行われ一般問題と実地問題で構成されており実技試験がない試験です。
また、視覚障害者の受験もでき、弱視用試験や点字試験による受験が認められており、点字試験受験者の場合には実地問題に代えて同一科目で口述または実技が行われることになります。

作業療法士の試験日は毎年3月上旬に行われており、合格率は例年80%から90%ですが、年によっては70%に落ち込んだ年もあるので、注意が必要です。
それでも高い合格率となっており、やや易しい難易度になります。

待遇は勤め先によって変化

コミュニケーション能力が求められる作業療法士の仕事は、医療や福祉の現場では高齢化が進んでいます。
その結果充実して生活できる支援は必要となっています。
そのためリハビリを行うことができる専門家は必要不可欠な人材となります。

実際に作業療法士の求人も増えております。今後も医療や福祉の現場が増えることで作業療法士の人材が必要となります。
給与面に関しても平均的な年収は400万円となりますが、就職する先によりさらに収入が増える可能性があります。
また、就職先が国公立の機関である場合には公務員として働くことになるので、福利厚生面でさらに充実した恩恵を受けることができます。