歯科医師の免許

取得要件と関連する資格

歯科医師として働く場合には歯科医師国家試験に合格して歯科医師の免許を取得することになります。
歯科医師の国家試験を受験するためには国家試験の受験資格を取得する必要があります。

また、歯科医師免許を取得すると、食品衛生管理者、衛生管理者そして衛生検査技師の資格を付与されます。
その他にも、臨床検査技師、歯科技工士そして労働衛生コンサルタントの試験に関しては、試験の1部を免除が与えられます。

歯科医師国家試験について

歯科医師免許を取得するためには歯科医師国家試験を受験して合格する必要があります。
この歯科医師国家試験を受験する場合には、受験資格が必要となります。

歯科医師国家試験の受験資格に関しては、歯学大学または大学の歯学部を卒業した者又は受験をする月までに卒業見込みのものは受験資格を取得することができます。
歯科医師国家試験の予備試験に合格したもので、合格した後に1年以上の診療や口腔衛生に関する実施経験を得た者や受験年の3月までに実施経験を終える見込みのものが受験資格を得ることができます。
現在ではこの2つは一般的な受験資格となりますが、外国で歯科医学校を卒業して免許を取得した人でも、一定以上の学力と技能が認められれば受験資格を得ることができます。
歯科医師国家試験を受験することができるのはこれらの条件を満たした人たちです。

歯科医師国家試験は毎年1回実施される国家試験で、あらかじめ決められた地域の試験会場で試験を受験することになります。
歯科医師国家試験の試験科目は、必須問題、総論問題と一般問題に分かれておりそれぞれ一定以上の不合格、が必要でありこれらの問題で1つでも基準点に満たない場合には不合格となる国家試験となります。

歯科医師国家試験は、医療関係の試験となり合格率に関しては、近年難しい傾向となっております。
以前までは歯科医師国家試験の合格率は80%程度となっており合格しやすい試験と言われていましたが、最近では難しい傾向となっており合格率が60%から70%に落ち込んでおります。
また、全体的な合格率ではなく新卒の合格率は70%の合格率を近年維持していることから、新卒の人には合格しやすい傾向となっている国家試験といえます。

その代わりに歯学部や歯科大学入学の難易度が高くなっております。中でも国立大学のこれらの学部に関しては授業料が安いためさらに入学するのが難しいと言われております。
その反面私立大学では定員割れをしている大学もあり入学しやすいのですが、学費は高額なため経済的な余裕がなければ私立大学も歯学部に進学するのは厳しいです。

より専門性の高い技術が期待される

歯科医師は、現在地域によっては数が増加傾向にあり、開業して歯科医師を続けるのは難しい状況と言われております。
そのため歯科医師免許を取得した場合でもコミュニケーションやサービスの向上とともに医療技術の中でも最先端の医療技術をマスターする必要があります。

また、一般歯科以外にも審美歯科や歯周病対策またはインプラントなどの高度な医療技術が必要な歯科医院も増えております。
そのためこれらの専門的な治療を行う歯科医師は増えていく傾向にあります。